負けたら負けた以上に勝つ話
先月の勝ちが嘘かと思うほどすごい勢いで負けそうだ。
手法を変えたことが完全に裏目に出てしまっている。
早く先月の手法に戻さなければいけないのだが今回最後のポジション保有。
今回は負けたら負けた以上に勝つ話をしてみよう。
みなさんは一般にギャンブル性があると言われるものに
手を出したことはあるだろうか?
ギャンブル性があるものの代表的なものと言えば
- パチンコ・スロット
- 競馬・競輪・競艇
- 宝くじ・TOTO
この辺りが気軽に手を出しやすい一般的なものだと思う。
私が初めてギャンブル的なものに手を出したのは
18歳になって友人とパチンコに行った時のことだった。
それまでのパチンコの印象といえば
父親がたまに仕事帰りに行き大量にお菓子を持って帰ってくるところ。
パチンコ行って当たったらお菓子たくさん貰えるんだ!
そんな印象だった。
ゲームセンターが大好きだった私はメダルゲームにも似た
スロットマシーンに魅了されていった。
ゲームセンターと違うことと言えば2つ。
- お金の減り方が尋常じゃない
- 遊び終わったメダルはお金に戻る
この2つが大きく違う。
18歳で初めて5000円を握っていったパチンコ屋さんは驚くほど奇麗で
明るく様々な装飾が印象だった。
そこに並ぶ台には、ルパンやカエル、ピエロ等が描かれており
チープでありながら引き付けるものがあった。
1パチもない時代に5000円という資金で当たったのかというと
レギュラーボーナスが一度当たっただけ
私にはビギナーズラックという運はなかったようだ。
それから私は都会の学校に進学することになるのだが
そこで一人になったのをいいことに仕送りのお金で毎日のように
パチンコ屋に通うようになる。
もちろん負け続いた。
仕送りでもらったお金は早々に尽きてしまい自分でもバイトを始める。
勝った時はここぞとばかりに帰りのコンビニで大人買いをしたものだ。
勝ったお金でまたパチンコに行けると喜びまた惜しげもなくお金を入れ続けた。
そう、勝ったお金があるからまたパチンコ屋に行けるのだ。
ここで負けたらしばらくパチンコに行けないということを学んだ。
パチンコに明日もまた明日も行くにはどうしたらいいのか?
答えは簡単だった。
勝ち続ければいいのだ。
それから私はパチンコの本を買うようになった。
必勝本、攻略本と名前の付くものは片っ端から読み漁り
気づけばほどんどの機種の情報は頭に入っていた。
情報は勝つために不可欠だと気づいた。
しかし情報を持ってるだけで勝ち続けることが出来ないのは当然だった。
メンタルだ、勝たなければいけないメンタルが出来てなかったのだ。
それから学校を卒業し就職してもパチンコに行くのは相変わらずだった。
しかし働きながらだと朝からパチンコに行くこともできないので仕事終わりに
何とかイイ台を探してスロットをするようになる。
この時初めて月の収支がプラスになったのだ。
本当にいいところしか打たなかったら勝てるではないか。
そう気づいた頃には人生のトータルは相当な負け額であった。
勝って負けを取り返すには今しかない
後はこの作業を続けるだけだ。
仕事も嫌になりパチンコで生活を始めたのはこのころだ。
私はニートになった。
ニートになった私は毎日のようにパチンコ屋に通い
朝から晩まで熱中し続けた。
パチンコ屋の店員よりもパチンコ屋にいる時間が長かったのは言うまでもない。
安定して勝てるようになるになり人生の収支はプラスへと転じた。
あの時の負けが無かったら今勝つことはできなかっただろう。
今でこそ働いているが働きながらでもパチンコで小遣い稼ぎができる現状は悪くないものだ。
負け続けた時の勝ち続けたい思いがあったからこそ今でも勝てるだけの知識を得られた。
負けを知ってるからこそ負ける方法を避けていけるのだ。
情報は武器、これは何に関しても言えることだと学べたいい経験だった。
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